ご実家の隣、小さな敷地での家づくり。将来を見据えた選択とはいえ、「この敷地の広さで本当に建つのか」という不安もあったという。しかし、完成見学会での出会いが、ご夫婦の背中を押した。
限られた空間に、どれだけの心地よさを詰め込めるか。その問いに向き合い、各部屋には自然光を取り込み、動線には軽やかな流れをもたせた。LDKは無垢材の質感を活かし、ボックス状にゾーニングすることで、ひと続きの空間に緩やかな表情を加えている。細かなご指定は少なかったが、そのぶん自由度が高く提案の幅も広がった。打合せもスムーズで、信頼関係の中でかたちになっていったこの家。引き渡し後に生まれたお子さまが、年月を重ねてふと振り返ったとき、「この家で育ってよかった」と思ってくれたなら、それ以上の喜びはない。
立体ゾーニングが導く暮らし
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所在地
滋賀県長浜市
建築面積
74.02㎡ (22.39坪)
延床面積
127.52㎡ (38.57坪)
工期
5ヶ月
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